Funkadelic - Live - Meadowbrook, Rochester, Michigan - 12th September 1971
1996年発表作品。1971年9月12日、アメリカ・ミシガン州ロチェスター市のメドーブルックシアターに於けるライブ録音。ファンカデリックのライブ音源の中では最も古く、名盤「マゴット・ブレイン」発売から丁度2ヶ月後にあたる。元々ライブ盤の発売を見越して録音されており、音質はまずまず良好である。また、ギタリストのエディ・ヘイゼルが在籍しており、リードギターを弾いているという点で貴重である。2009年にジャケットを差し替えて再発され、2017年にアナログレコードが発売されたが、いずれもリマスター音源ではない。
本作は録音状態こそ良好ではあるものの、重低音が圧倒的に不足している。演奏の迫力が全く伝わってこないので、独自にマスタリングをやり直したい。
以下に、非公式なリマスター音源の制作方法を記載する。「注意事項」のカテゴリーの記事を必ずお読みいただき、私的使用の範囲内でお楽しみいただきたい。
・1996年盤、2009年盤のいずれかのCDを購入する
・CDをWAV形式でパソコンに取り込む
・デスクトップに新規フォルダを2つ作成し、それぞれA, Bと名前を付ける
・Aフォルダに全曲のWAVファイルをコピーする
・SoundEngine Freeを起動し、1曲目のファイルを画面中央にドロップする
・音質タブからグラフィックイコライザーをクリックする
・下記の数値を半角で入力する
62Hz 4
125Hz 4
500Hz 2
1kHz 2
2kHz -2(マイナスです)
4kHz 2
8kHz -1(マイナスです)
16kHz 8
音量 -2(マイナスです)
・OKボタンをクリックする
・別名保存ボタンをクリックし、Bフォルダにファイルを保存する
・上記の手順を全曲分繰り返す
波形が0dBを超えていても、聴覚上の音割れが最小限であれば問題ないものとする。
iTunesで楽曲を管理する場合は、Bフォルダから新規プレイリストにファイルをコピーし、アルバムタイトルの先頭に"[DIY Remaster]"を追加する。
臨場感が飛躍的に向上し、バスドラムがはっきりと聴こえるようになり、まるで現場でライブを観ているかのような感覚を味わえる。
収録曲"I'll Bet You"はJackson 5にカヴァーされ、1970年のアルバム"ABC"に収録された。ファンカデリックのリーダーであるジョージ・クリントン曰く、マイケル・ジャクソンとは彼が8歳の頃から面識があるという。
Additional explanation:
・Click "Graphic EQ" from the Quality tab
Vocals: George Clinton, Fuzzy Haskins (lead on track 3), Calvin Simon (lead on track 7), Grady Thomas, Ray Davis
Lead Guitar (right): Eddie Hazel
Rhythm Guitar (left): Harold Beane
Keyboards: Bernie Worrell
Bass: Billy Bass Nelson
Drums: Tyrone Lampkin