1995年発表作品。日本が誇る伝説のアイドルグループ、SMAPによる名盤。2010年代、日本の音楽シーンをアイドルが席巻したが、この作品を超えることは誰にもできないのかもしれない。
参加ミュージシャンをまとめたクレジットはこちら。
https://www.discogs.com/ja/SMAP-SMAP-007-Gold-Singer/release/6546791
重低音を持ち上げ、より破壊力を増した音質に仕上げる。
【2020年8月改訂】
以下に、非公式なリマスター音源の制作方法を記載する。「注意事項」のカテゴリーの記事を必ずお読みいただき、私的使用の範囲内でお楽しみいただきたい。
今回は作業量が多いので、スクリプトを実行して効率良くマスタリングする方法を解説する。
・CDをWAV形式でパソコンに取り込む
・デスクトップに新規フォルダを2つ作成し、それぞれA, Bと名前を付ける
・Aフォルダに全曲のWAVファイルをコピーする
・デスクトップに新規テキストドキュメント(メモ帳)を作成し、1行目に"[Folder Open]"と入力し、Enterキーを2回押して行間を空け、3行目に"[Folder Save]"と入力する
・SoundEngine Freeを起動し、1曲目のファイルを画面中央にドロップする
・音質タブからブースター(帯域強調)をクリックする
・下記の数値を半角で入力する
BPF 64
幅 0
・パラメータータブをクリックし、右端のコピーボタンをクリックし、OKボタンはクリックせずに右上の閉じるボタンをクリックする
・メモ帳の2行目に文字列を貼り付け、2行目と3行目の文字列を下記の通りに修正する
[Effector]
EffectorName=Booster
↓
太字の部分を削除し、Boosterに角括弧(カクカッコ)を付ける
↓
[Booster]
・音質タブからマスタリングプロセッサーをクリックする
・下記の数値を半角で入力する
質感 -10(マイナスです)
空気感 12
・パラメータータブをクリックし、右端のコピーボタンをクリックし、OKボタンはクリックせずに右上の閉じるボタンをクリックする
・メモ帳の"[Folder Save]"の真上にある空白の行に文字列を貼り付ける
・文字列を下記の通りに修正する
[Effector]
EffectorName=Mastering Processor
↓
[Mastering Processor]
・SoundEngine Freeの黄緑色のタイムカウンターの真上にあるスクリプトタブをクリックする
・メモ帳の文字列を全てコピーし、スクリプトタブの入力欄に貼り付ける
・入力欄の右上にある実行ボタンをクリックする
・入力フォルダをAに設定する
・出力フォルダをBに設定する
・全曲のファイルが自動的に処理され、Bフォルダにマスタリング済みのファイルが保存される
・スクリプトの見本(コピー禁止です。大文字と小文字を厳密に区別し、全て半角で入力してください。)
[Folder Open]
[Booster]
Parameter1=64
Parameter2=0
Parameter3=0
Parameter4=0
Parameter5=0
[Mastering Processor]
Parameter1=0
Parameter2=-10
Parameter3=0
Parameter4=12
Parameter5=0
Parameter6=0
Parameter7=100
Parameter8=0
[Folder Save]
波形が0dBを超えていても、聴覚上の音割れが最小限であれば問題ないものとする。
iTunesで楽曲を管理する場合は、Bフォルダから新規プレイリストにファイルをコピーし、アルバムタイトルに"(DIY Remaster)"を追加する。
本作では7曲目「たぶんオーライ」の出来が突出している。ベースの代わりにシンセベース(キーボード)が使用されているのが興味深い。デニス・チェンバースによる狂気のドラムソロは必聴である。
同曲のシングルヴァージョンはアルバムとは若干ミックスが異なり、サックスが別テイクとなっている。また、インストゥルメンタル(オリジナル・カラオケ)が収録されている。シングル盤に対しても、上記のマスタリングが有効である。
Additional explanation:
・Click "Booster" from the Quality tab
BPF 64 / Width 0
・Click "Mastering Processor" from the Quality tab
Feel -10 (Minus) / Air 12
・Click the Script tab over the yellow green time counter, paste script and click the Run button
Drums: Vinnie Colaiuta, Omar Hakim, Bernard Purdie, Dennis Chambers
Bass: Will Lee, Chuck Rainey